昨今の工業技術の進歩により、社会ではより高度な専門知識と多様性・総合性が求められています。
秋田大学理工学部では、このような社会のニーズに対応して、大学院理工学研究科博士前期課程と、それに続けて理工学研究科博士後期課程を設置しています。博士前期課程への進学率は、卒業生の4~5割程度です。
博士前期課程(2年:修士)
博士前期課程に進学すると、物質科学専攻に所属することになります。
ここにはマテリアル創成科学講座およびマテリアル機能講座の2大講座があり、それぞれ学部での修得内容をより発展させた教育・研究を行っており、ハードからソフトまで広範な産業分野の進展に対応できるように配慮しています。
修了すると修士(理工学)の学位が授与されます。
博士後期課程(3年:博士)
博士後期課程に進学すると、総合理工学専攻に所属することになります。
この専攻では、新材料の開発および製造プロセスの開発、種々の 物理的および化学的機能を付与・制御する方法および材料の合理的な開発製造・プロセス設計などに関する研究を行っています。教育・研究分野としては量子機能材料学、材料物性化学および材料プロセス工学があります。
修了すると博士(理工学)の学位が授与されます。